絆の由来
「絆(ハン・バン/ きずな ・ ほだ(す)・つな (ぐ))」という漢字は、平安時代中期に作られた辞書「和名類聚抄 (わみょうるいじゅしょう)」にも掲載されている、古くから在る文字です。その語源は 「動物が離れないようにつなぎとめるもの (縄)」とされています。 この意味は現代にも残されてはいますが、 誰もが先ず思い浮かぶのは、 家族の絆、 親子の絆、夫婦の絆、 仲間との絆、 地域との絆など、「断つことのできない人と人との結びつき」の意味であり、むしろそれ以外をイメージすることの方がなかなか難しいのではないでしょうか。
「絆」という文字は2011年12月、 日本漢字能力検定協会により 「この年の世相を表す言葉として最も応募数の多かった漢字」として発表されました。
過去最高の応募数となった2011 年は、3月に東日本大震災がありました。
様々な立場にある多くの方々が、人と人との強い絆を更に重要視するようになった年です。
当時、 宮城県石巻市で、 社会福祉協会からの派遣により、 相談業務で復興支援を行っていた、 当法人代表理事の風早浩一氏もその一人です。
石巻市のスローガン「絆」の下で、石巻の人々が自身も被災されながら福祉業務に従事している姿を間近にし、「これこそ絆、これこそ福祉」と切に思い、 その7年後となる 2018 年に一般社団法人 絆(きずな) を設立しました。
2023年現在、 一般社団法人 絆には3つの児童福祉施設があります。
さて、 「絆」という文字に話題を戻すと、 糸偏と 「半」 という旁から成り立っています。
その理由は諸説あり定説はありません。 しかし一説には、 「人と人を結ぶ糸」 の話があります。
この糸は、 どちらかが強く引っ張りすぎると切れてしまうので、 お互いが均等に半分ずつの力で引き合うことで、 「絆(きずな)」 が保たれる、 というものです。
私たちは当法人をご利用になる皆様や関係する皆様と共に、つなぎ合う大切な糸を互いの力で引き合い、 絆を強め、 よりよい現在と未来へ進んでいきたい。
「絆」 の法人名称には そんな願いがこめられています。
法人概要
法人名 | 一般社団法人 絆 |
代表者名 | 代表理事 風早浩一 |
設立 | 2018年3月 |
住所 | 〒621-0822 亀岡市追分町馬場通24番地5 |
TEL | 0771-56-8014 |
FAX | 0771-56-8029 |
従業員数 | 約20名(常勤、非常勤) |
事業内容 | 児童福祉法に基づく障害児支援サービス |
事業所 | 児童発達支援つむぎ(亀岡市大井町) 放課後等デイサービスゆい(亀岡市大井町) 放課後等デイサービスルアナ(亀岡市篠町) 放課後等デイサービスSunny(亀岡市安町) |